http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/archive/news/2007/09/14/20070914ddlk43040475000c.html
11年春の九州新幹線全線開通を前に、地域流通経済研究所(熊本市)が大阪府と広島県で実施した意識調査で、熊本県は「開通後に観光で訪れたい県」としては、九州7県中5位という結果が出た。同研究所は「九州の他県に比べ、相対的に印象が薄い。情報発信の強化による県外アピールが必要」と分析している。 今年7月に大阪府の400人、広島県の300人を対象に調査した。九州新幹線が数年後に全線開通することを知らなかった人は大阪で42%、広島で29%で、認知度は低かった。 新幹線開通後に九州を「ぜひ訪れてみたい」「機会があれば訪れてみたい」という回答は、2府県ともに9割を超えた。ただ「最も訪れたい県」は1位鹿児島、2位宮崎、3位長崎、4位福岡で、熊本は5位。 九州観光の魅力についての設問では「温泉」を挙げた回答が1位だった。ただ、どの県の温泉に魅力を感じるか(複数回答)を調べると、「大分」が1位で、大阪で68%、広島で79%が支持した。「熊本」は2位だったものの、大阪で23%、広島で25%にとどまり、大分に水をあけられた。 九州各県の代表的な食べ物に対する認知度では1位は「完熟マンゴー」(宮崎)で「馬刺し」が両地域で7割を超えて4位に食い込んだが、あか牛や太平燕(タイピーエン)を知っている人は少なかった。「最も食べたい食べ物」では、熊本の食べ物でベスト10に入ったものはなかった。 自由記述では熊本について「あまり目立たない」「イメージがわかない」などの厳しい意見もあった。 同研究所は「厳しい結果だが、熊本の強みや課題も明らかになった。新幹線開業までの3年半で順位を上げられるよう努力してほしい」と県全域を挙げた取り組みに期待している。【谷本仁美】 毎日新聞 2007年9月14日
by mo_gu_sa
| 2007-09-14 17:00
| 熊本
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