http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070905k0000m040144000c.html
東京都は、新たな温泉掘削の規制を強化する方針を固め、具体的な規定の検討を始めた。渋谷区の爆発事故が繁華街で起きたことを重視し、温泉施設と外部の敷地境界から掘削地点まで一定の距離を保つことなどを求める方向で、早ければ今月中にもまとめる方針。都の担当者は「公益性の観点から立地規制を考えざるを得ない」と説明している。
都はまた、事故のあった「シエスパ」の廃業に伴い、今後も天然ガスの漏出が懸念される源泉を廃坑にする必要があると判断。近く業者を呼び、警視庁による現場検証終了後の埋め戻しを命じる。【山田大輔】
毎日新聞 2007年9月5日