http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070713k0000m040092000c.html
東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」で起きた爆発事故(6月19日)を受け総務省消防庁が行った全国調査で、シエスパと同様に温泉くみ上げ設備を屋内に設置している479施設のうち、可燃性ガスの検知器を設置しているのは22施設(5%)しかなかったことが分かった。温泉中のガスを一度も測定したことがない施設も約7割に上った。事故予防のため、同庁は9月をめどに、検知器の設置義務化などの再発防止策を取りまとめる。 調査はくみ上げ設備を屋内に設置している施設を対象に初めて実施した。温泉中に可燃性ガスが含まれているかを一度も調査したことがなかったのは、323施設(67%)に上り、ガスの危険性への認識が低いことをうかがわせた。調査をした156施設のうちガスが含まれていたのは57施設だった。 井戸周辺のガスを定期的に測定しているのはわずか13施設(3%)。換気対策では219施設(46%)が換気扇などの装置を設置、152施設(32%)が換気口などで自然換気していたが、108施設(23%)は換気設備がなかった。温泉からガスを分離する「ガスセパレーター」を設置していたのは52施設(11%)にとどまった。 同庁は「法的義務がないとはいえ、温泉にガスが含まれているか調査したことがない施設が約7割もあることには驚いた」としている。【佐々木洋】 毎日新聞 2007年7月12日 20時47分
by mo_gu_sa
| 2007-07-12 20:47
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