http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070628k0000m040097000c.html
東京都渋谷区の女性専用温泉施設「シエスパ」の温泉くみ上げ施設爆発事故を受け、環境省は27日、専門家による検討会を29日に設置し、初会合を開くことを決めた。秋をめどに安全対策を取りまとめ、必要なら温泉法も改正する。一方、消防施設や建築構造の問題などもあるため、28日に環境、総務、厚生労働、経済産業、国土交通の各省の担当者による省庁連絡会議も開くことにした。
温泉法は源泉掘削中のガス爆発に対しては、都道府県知事に工事中止を命じる権限を与えているが、完成後の安全対策に関する規定はない。検討会では、安全対策の対象範囲や、ガス検知器の設置義務化などを検討する。【山本建】
毎日新聞 2007年6月27日 20時36分