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よみがえる昭和の湯の街 8ミリ映像を店頭で放映 吉永カメラ

http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1180364400=118039850118831=1よみがえる昭和の湯の街 8ミリ映像を店頭で放映 吉永カメラ_e0113829_15445832.jpg

 別府市中心部の商店街「ほっと・ストリートやよい」にある写真店「吉永カメラ」(北浜1丁目)が、昭和の湯の街・別府を記録した貴重な8ミリ映像を店頭で放映している。別大電車の最終走行シーンや熱気であふれる別府温泉まつりの様子もあり、「当時の活気が伝わる映像ばかり」と同店。商店街を訪れた市民や観光客の目を引いている。
 放映しているのは、一九五四年の日本アマチュアシネコンテストで入選した「高崎山のお猿」(十八分)や「さよなら別大電車」(七二年・十六分)、泉都の暮らしや観光名所を伝える「湯の町別府」(五九年・十七分)など七プログラム。
 五六年に同店を創業した故・吉永忠夫さんが当時、別府の進駐軍から8ミリフィルムを買い取り、持っていた映写機で撮影。フィルムは米国に送って現像し、「古き良き時代」を伝える資料として大事に保管していたという。
 今春、同店はそれらのフィルムをDVD化。商店街の活性化を兼ねて、五月から店頭のテレビで流している。映像には大分、別府両市街地の路面を走る別大電車の姿や、砂浜が延びる北浜、朝見川の洗濯場、温泉の井戸―といった泉都特有の”お宝映像”も。
 兄弟で同店を営む吉永幸生さん(60)と秀生さん(55)は「年代別にそれぞれのにぎわいを知ることができる。買い物途中にでもゆっくりと見てほしい」とPRしている。
 放映は午前十時から午後十時まで。問い合わせは同店(TEL0977・22・2031)へ。

【写真】写真は貴重な8ミリ映像を店頭で放映している吉永カメラ。左から吉永幸生さん、秀生さん

動画ニュース:http://www.oitatv.com/
by mo_gu_sa | 2007-05-29 09:28 | 大分


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