http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=462807&newsMode=article
中国からの観光客誘致につなげようと、県などは21、22の両日、北京市の団体幹部ら9人を佐賀市などに招いた。不老不死の薬を求めて約2200年前に渡来したとされる徐福伝説にちなみ、「健康・温泉」を売り込んだ。
国交省と九州5県が連携して企画。北京市や河北省にある中高年の体育協会幹部らを招き、26日まで佐賀、鹿児島などを巡る。県内では徐福が見つけたという武雄温泉、上陸地とされる佐賀市を案内した。
佐賀市金立町の徐福長寿館では、周辺に自生する不老不死の薬草フロフキ、徐福を祭る金立神社、上陸地や恋物語などの伝説を紹介。同市富士町の古湯温泉にも由来があり、「癒やしの里」をアピールした。
同市と友好都市の中国・連雲港市から贈られた徐福像の前では全員で記念撮影。「徐福の墓はあるのか」「歴史の長さを感じた」など興味津々で、一帯は桜の名所でもあり「春にはまた来たい」と話していた。
【写真】連雲港市から贈られた徐福像を見学する中国の団体幹部ら=佐賀市金立町の薬用植物園