http://www.asahi.com/food/news/TKY200705100211.html
武雄市にある国重要文化財「武雄温泉楼門」の前の交通広場で開かれている「楼門朝市」(午前8時~10時半)で13日から、地元の野菜を食材にした「楼門バーガー」が売り出される。樋渡啓祐市長が「朝市にやってくる温泉客や観光客に手軽な朝食を提供しよう」と提案、市内のパン屋さんと蒲鉾(かまぼこ)店が共同で生みだした。
楼門バーガーを考え出したのは、小麦工房「小さな家」(宮原敏社長)と田中蒲鉾店(田中隆茂社長)。
パン生地に野菜を練り込んで焼き上げたパンで、地元産の旬の野菜と魚のすり身のフライを挟み込んだ。卵や肉を使っていないのが特徴という。
市販のハンバーガーの半分ほどの大きさで1個70円。毎週、野菜の種類を変えた限定100個を「小さな家」のコーナーで販売する。初売りの13日は先着30人に無料プレゼントする。
提案した樋渡市長は「市内の異業種の人たちの組み合わせで、いろんなアイデア商品を生み出すきっかけにして欲しい」と話している。