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大分舞鶴高の7人、温泉調査に米国イエローストーンへ

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/044/044_070426.htm大分舞鶴高の7人、温泉調査に米国イエローストーンへ_e0113829_1164321.jpg

 県内で唯一、文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されている県立大分舞鶴高(大分市)の2年生7人が、26日~5月5日の日程でアメリカ国立公園「イエローストーン」(モンタナ州など)を訪ね、世界一のゆう出量とされる温泉の調査を行う。泉質、間欠泉の仕組み、微生物などについて、ゆう出量世界2位の別府と比較調査する目的だ。

 同校は2005年、先進的な理数系の教育を認められ、研究に対して文科省が補助金を出すSSHに指定された。これまで、別府市の京都大地球熱研究施設、別府大の支援を受け、別府温泉の泉質、そこに生息する微生物の研究などを行ってきた。

 「イエローストーン」での調査は、学校が初めて企画し、理数科の2年生40人を対象に参加を募った。29人の応募者の中から、成績、熱意などから総合的に判断して7人を選抜した。費用の大半は補助金で賄えるという。

 現地では、調査活動のほか、同様の研究に取り組んでいる地元のボーズマン高生徒との交流会も開く予定。調査結果は今夏、東京で開かれるSSHの研究発表会で報告することになっている。

 渡米を前に16日、現地で指導に協力する生物学者スティーブ・ブラウンさん(46)が同校を訪れ、生徒たちに事前説明を行った。プロジェクターなどを使って公園内を説明し、温泉に様々な微生物が生息していることから「イエローストーンは(バイオ)テクノロジーの宝庫。勉強する価値があります」と話していた。

【写真】スティーブさん(左)の説明を聞く生徒たち
by mo_gu_sa | 2007-04-26 10:00 | 大分


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