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国際観光アドバイザー 別府市の大石さん就任

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 サンリオのテーマパーク「ハーモニーランド」(日出町)の元取締役で国際観光コンサルタントの大石健太郎さん(56)=別府市=が、国土交通省九州運輸局が本年度新設した「国際観光アドバイザー」に委嘱された。

 外国人観光客を誘致するため、九州域内の国際観光振興策について助言や提言をするのが役割。同局が国際観光に関する豊富な見識や経験、人脈を持つ人物を対象に、公的機関からの推薦を条件に公募した。六人の応募があり、大石さんら二人に委嘱した。任期一年。
 大石さんは静岡県出身。サンリオ入社後に子会社ハーモニーランドで開業準備に携わり、開業後は同社取締役営業統括部長などを務めた。二〇〇五年に退任し、サンリオの海外営業顧問に就任。今年三月に独立した。
 ハーモニーランド時代から外国人観光客誘致に向けて香港、中国などで営業活動を展開。〇五年に訪日団体旅行が全面解禁された中国の旅行業界での信頼は厚く、広東省旅遊協会と同省深圳市旅遊協会から栄誉証書を授与されている。
 大石さんは「観光産業が成長を続けるには、海外から観光客を呼び込むことが不可欠。オーストラリアやヨーロッパを相手に競争する覚悟で誘致に取り組まねばならない」と強調。今後の動向が注目される中国人旅行客について「訪日旅行客の九割が東京、関西をめぐるコースに入っており、次に人気なのは北海道。九州のアイデンティティーをいかに高めるかが重要だ。まずは全体の一割を取り込むため、温泉と和食、きれいな景色を観光資源として売り込むべき。『健康』は一つのキーワードになるのではないか」と話している。

【写真】抱負を語る大石健太郎さん

(ポイント)外国人観光客
 独立行政法人国際観光振興機構の調べでは、2006年に日本を訪れた外国人旅行者は初めて700万人を突破し、韓国や中国などアジアからの旅行客の伸びが顕著。別府市外国人旅行者受入協議会の調べでは、06年に別府市を訪れた外国人宿泊者も韓国を中心に20万人を突破した。政府は10年までに外国人観光客1000万人達成を目標に掲げている。
by mo_gu_sa | 2007-04-05 10:38 | 大分


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