http://www.data-max.co.jp/2007/02/_5_15.html
グランドオープン当初には、107店舗のテナントが集まっていたホークスタウンモール。しかし、最近はテナントの入れ替わりや、撤退も多く空き店舗が目立つ状態だ。 今年1月10日には、若い女性に人気の高いカフェレストラン「オクタホテルカフェ」が撤退している。オクタ側は、撤退理由を明らかにしていないが、集客不足による売上不振とモール内でも分かりにくい場所にあったことが要因と考えられる。 また、球場外コンコースに店舗を構えるケンタッキーフライドチキンやウェンディーズの営業時間が11時から17時(イベント開催時や野球シーズン時は異なる)というのも来場者の少なさを物語っている。 さらに、退店こそしないものの、運営面などの契約形態の面で現在交渉中なのが、天然温泉のリゾートスパ「プナオラ」である。 同テナントは、ホークスタウンモール2がグランドオープンした際、九州初となるアジアンリゾートをイメージした天然温泉で話題となったものの、オープン当初から苦戦が続いている。 現在は、ホークスタウン側がプナオラ側へ運営の業務委託費を払っている立場をとっているが、3月からはプナオラ側がホークスタウンへテナント料を払う形式に変更される。 プナオラを運営しているのは浴場設備の企画・設計・運営まで行うアクアプロ(株)〔本社:大阪市、村上 雅一社長、設立:1998年6月、資本金:4,000万円、年商:(05/9)8億5,763万円〕である。 同社は、東京ドームシティの「ラクーア」や「天然温泉天神ゆの華」なども手掛けるなど、全国で施設の建設や運営に携わっている。 今回の件で、ホークスタウン側は「まだ検討レベル」としているが、すでにプナオラ側に3月1日からの変更を打診している模様だ。 一方、プナオラ側は 「たしかに、今まであまりお客が入っていなかったので苦戦はするだろうが、(ホークスタウン側の)コンセプトを気にせずに独自の特色を出していけるのではないか」 と変更後の運営を分析する。 いずれにしても、ホークスタウンにおけるテナントの「顔」の一つであるだけに双方にとってメリットのある契約形態になればよいのだろうが、全体の集客が少ないだけにプナオラ側にとっては、あまりメリットは見込めないのが現状だろう。 (つづく)
by mo_gu_sa
| 2007-02-19 10:35
| 福岡
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