アジア諸国から大幅増
http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007012601000574.html
2006年に日本を訪れた外国人旅行者は733万4000人と初めて700万人の大台に乗り、過去最高となったことが26日、独立行政法人国際観光振興機構の調べで分かった。
05年と比べ、韓国からが21・2%増、中国が24・3%増、シンガポールが23・0%増など、アジア諸国からの旅行者が大幅に伸びたのが特徴。旅行者総数では9・0%の増加だった。
同機構は、円安を背景に買い物や温泉を目的とする韓国人観光客が増えたことや、団体観光査証(ビザ)の発給地域を中国全土に拡大したことにより中国人観光客が急増したことが全体を底上げしたとみている。
欧米からの旅行客は、日本を経由せず直接アジア各地へ移動する旅行客の増加などで、伸び悩んだ。
国別で最も旅行客が多かったのは韓国で、次いで台湾、米国、中国、香港などとなっており、前年と順位は変わらず。