雲仙・普賢岳:新登山道が開通 平成新山の息吹体感

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 長崎県・島原半島の雲仙・普賢岳(1359メートル)山頂を周回する新登山道(全長1.85キロ)が9日、開通した。普賢岳噴火(90〜95年)で誕生した平成新山(1483メートル)に30メートルまで近づける。島原半島で12日開幕する第5回ジオパーク国際ユネスコ会議に合わせ、雲仙天草国立公園を管理する環境省が整備した。

 普賢岳災害で長崎県島原市などが設定した警戒区域が一部解除されて開通した。平成新山はかつての溶岩ドーム。岩塊が積み重なっている様子を間近で見ることができる。更に、春のヒカゲツツジ群生、夏でも冷気漂う「風穴」、霧氷が美しい「霧氷沢」など四季を通じ、見どころも多い。

 開通式で、長崎県雲仙市の奥村慎太郎市長は「平成新山の迫力を多くの人に感じてほしい」とあいさつした。式後、登山愛好家ら約350人が早速、新登山道を歩いた。

 世界ジオパークは世界遺産の地質版といわれ、島原半島は09年、日本で初めて洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)と共に認定された。国際会議は初の日本開催で、31の国と地域から550人が参加し、雲仙・普賢岳噴火災害からの復興などが報告される。【古賀亮至】

【写真】平成新山(後方)を間近に見ながら歩く登山客たち=2012年5月9日午後2時8分、古賀亮至撮影
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by mo_gu_sa | 2012-05-10 10:02 | 長崎


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