世界ジオパーク:長崎・島原で国際会議開幕

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 世界遺産の地質版とされる「世界ジオパーク」に認定されている長崎県・島原半島で12日、第5回ジオパーク国際ユネスコ会議が開幕した。島原からは雲仙・普賢岳噴火災害(90〜95年)の復興などを報告する。同県島原市の島原復興アリーナであった開会式で横田修一郎市長は「東日本大震災で防災意識が高まる中、島原半島の減災、防災、復興への取り組みを教訓や情報として世界に発信したい」とあいさつした。

 世界ジオパークは、地球の成り立ちが分かる断層や火山など貴重な地質があることに加え、それらを観光や教育に「活用」している地域が選ばれる。現在は国内5地域、世界で27カ国88地域。島原半島は09年、日本で初めて認定された。

 国際会議は2年に1度開かれ、日本開催は初。31の国・地域から研究者ら550人が参加する。世界ジオパークネットワークのニコラス・ゾロス教授が「ジオパークと持続可能な発展」をテーマに基調講演した。

 会議は15日まで。島原半島にある23のジオサイト(見どころ)の視察もあり、火砕流で焼失した「旧大野木場小校舎」や「土石流被災家屋保存公園」など普賢岳噴火の被災遺構や、日本一新しい山、平成新山(1483メートル)などが紹介される。

 また、市民向けのフォーラムもあり、ジオパークと観光、防災などを話し合う。阿蘇(熊本県)、霧島(鹿児島、宮崎県)など「世界認定」を目指すジオパークからの発表もある。【古賀亮至】

【写真】研究者、行政関係者らが参加したジオパーク国際ユネスコ会議=長崎県島原市の島原復興アリーナで2012年5月12日午前10時22分、梅田啓祐撮影
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by mo_gu_sa | 2012-05-12 11:06 | 長崎


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