http://mainichi.jp/area/saga/news/20120503ddlk41010445000c.html
武雄市の樋渡啓祐市長と奈良市の仲川げん市長が2日、武雄市御船山楽園で「両市は連携して観光客を誘致する」と宣言した。唐津市出身の明治・大正の建築家、辰野金吾がキーワード。
奈良市の奈良ホテルと武雄市の温泉楼門・新館は辰野の設計。さらに辰野設計の東京駅のリニューアル計画が話題となっている。両市はこれらに着目し、共同して広域・周遊の観光開発を目指す。
具体的な内容は今後、両市が実行委員会を設立して検討する。周遊パスポートの発行、記念品や割引制度の創設、近代建築を巡る観光ルートの開発などが考えられるという。【渡部正隆】