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あん人こん人:小さなまちおこし、みちくさ小道始動 門脇さゆりさん /大分

http://mainichi.jp/area/oita/news/20120416ddlk44070310000c.html
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120416ddlk44070310000c2.html

 ◇女性の目、魅力発見−−門脇さゆりさん(38)=大分市城東町
 まちの小さな魅力をイベントにし、市民や観光客に楽しんでもらう。「趣味以上プロ未満」の腕を持つ女性が起業するきっかけに……。そんな取り組みを「大分みちくさ小道」と名付けて今秋に開催しよう、と仲間ら約10人と共に歩み始めた。

 まち歩きや手作り体験、通訳ガイド、と思いもよらぬものがまちづくりのネタになる。

 手法は別府八湯温泉泊覧会(オンパク)で培われた。だが、手本にしたのは本家ではなく、オンパク手法を学び岡山県総社市で08年に始まった総社みちくさ小道。主催NPO理事長の加藤せい子さんらに女性の視点が強く感じられたからだ。

 知人もいない大分市で子育てに追われる間は「狭い世界しか知らなかった」。約10年前に別府市でまち歩きに初参加。まちづくりを楽しむ人々と出会い、オンパクの一部を手伝うように。それでも自分が引っ張っていく意識にならなかった。

 それを変えたのは加藤さん。「『ちゃんと子育てできる環境にあるのか』と思い、まちづくり活動を始めた」と語る姿に強く魅せられた。同様に加藤さんを慕う大分市の知人女性に「(みちくさ小道を)大分でもやりたいね」と語り合うと、次々に名案が出た。初夏には、オンパクの一部として街角グルメや工場夜景散策など3種類のプレ版を開催。「女性が元気に何かを始めるスタートに」。今秋の本番では20〜30種のイベント開催を思い描く。【祝部幹雄】

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 ◇メモ

 愛媛県川内町(現東温市)生まれ。大卒後の96年に結婚し大分市へ。団体としての「大分みちくさ小道」代表でもある。
by mo_gu_sa | 2012-04-16 15:30 | 大分


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