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JR天ケ瀬駅前高架橋、新たにイラスト

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133324194135.htmlJR天ケ瀬駅前高架橋、新たにイラスト_e0113829_16395997.jpg

 日田市天瀬町のあまがせ温泉まちづくり協議会(大庭龍一会長)は、国道210号天瀬高架橋の橋脚に、町をイメージしたペイントを施した。JR天ケ瀬駅前にカラフルなイラストが出現し、JR利用者や通行人を楽しませている。

 「コンクリートの柱では殺風景なので」と、2006年に天ケ瀬温泉旅館組合が県立芸術文化短期大学美術科に依頼して駅近くの橋脚3本にペイント。同協議会では「残りの柱にもイラストを描きたい」と市に要望し、7年越しで実現した。
 今回は市から相談を受けたひた宝さがし実行委員会の原田敬一郎顧問が、九州産業大学の芸術学部デザイン学科に依頼。昨年12月から作業を始め、新たに4本の柱に色を塗った。
 同学科の3人が天瀬の滝、川、霧をイメージしたイラストを制作。それぞれにしぶき、雲、岩に見立てたバラを配置した。市内在住の漫画家、久世みずきさんが描いた道案内の神、猿田彦がかわいらしく鎮座している。事業費は約376万円。
 24日に同協議会、ひた宝さがし関係者、九州産業大の学生ら約20人が見学。橋脚描写事業担当の高瀬純子さんは「寝ても覚めても橋脚のことを考えていたのでほっとした。色合いがとても素晴らしい」と喜んだ。
 ひた宝さがし実行委員会特別顧問の河北秀也東京芸術大学教授も訪れ「場所と文化を表現していてすてきだ。地元の愛情が感じられる」と話した。 (岩本聡)

【写真】ペイントした柱を見る関係者ら=日田市天瀬町
by mo_gu_sa | 2012-04-01 09:56 | 大分


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