http://mainichi.jp/area/oita/news/20120327ddlk44040614000c.html
別府市の温泉88カ所に入湯し、名人を目指すスタンプラリー「別府八湯温泉道」の誕生日を祝うイベントが同市千代町の紙屋温泉であった。長女との温泉めぐりを描いた新聞連載を元に昨年末「別府八十八湯 名人への道~ぶらり湯の町・親子の入湯日記」(弦書房)を出版した毎日新聞別府通信部の祝部幹雄記者(48)が親子で見つけた別府の魅力について講演した。
鉄輪地区の塩味の温泉を飲んで「いいダシが出ている」ともらしたり、美肌の湯で知られるホテルの湯に入った後に美肌ジェルを塗りつけたりと、長女のエピソードを紹介すると、会場から大きな笑い声が起きた。
現在は2巡目の温泉道に挑戦中の広島市の自営業、梅津隆司さん(44)は「共同温泉を訪ねると、人のつながりを感じさせられてうれしくなる」と、別府の魅力を語っていた。
毎日新聞 2012年3月27日 地方版