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アイ:昨年1月大火で焼失、別府・此花温泉が再スタート /大分

http://mainichi.jp/area/oita/news/20110227ddlk44040366000c.html

 ◇「なじんだ所が一番」 住民らしみじみとつかる

 昨年1月に23棟を全焼、1人が死亡し92人が焼け出された別府市光町・末広町の大火で焼失した共同温泉「此花(このはな)温泉」が再建され、落成式が26日あった。地元住民や温泉ファンらがしみじみとつかった。

 ほぼ同じ場所に建てられ、鉄筋コンクリート一部木造2階建て延べ約200平方メートルで、1階が温泉、2階が光町1区公民館。事業費は約5000万円で、全国の温泉ファンからも募金が寄せられた。25日には市内の温泉ファンらから、ヘルスメーターや温泉おけ、椅子などが寄贈された。

 光町1区では、住宅など11棟が再建され、3棟が建設中か建設予定。一方、アパートなどは再建のメドが立たず、地元に戻れぬ住民も多い。懐かしい温泉に1年ぶりに入った近くの男性(77)は「なじんだ温泉が一番。自分のペースで入れる」と額に汗を浮かべながら笑顔。現在は隣町に住む小倉勝博さん(62)も「足を運ぶのは大変だが、温泉は近辺の人の交流の場で、ここで知り合った友も多いから」と話し、旧交を温めた。【祝部幹雄】

毎日新聞 2011年2月27日 地方版
by mo_gu_sa | 2011-02-27 00:00 | 大分


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