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宝泉寺温泉「かけ流し宣言」

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20110226-OYT8T00008.htm?from=os4宝泉寺温泉「かけ流し宣言」_e0113829_01752100.jpg

 九重町の宝泉寺温泉旅館組合(池部俊慈組合長、9軒)や町商工会などは25日、湯の循環を行わない源泉100%の掛け流し温泉であることをPRしようと「源泉かけ流し宣言」を行った。宣言は、県内では竹田市の長湯温泉に続いて2例目で、全国で9番目。

 宣言は、温泉施設が湯の循環利用を禁じ、泉質の良さや安全性を呼びかけることで、観光客誘致や温泉地の保全につなげるのが狙い。温泉学の第一人者で札幌国際大の松田忠徳教授が提唱し、これまで、川湯温泉(北海道)や高湯温泉(福島市)などが宣言を行ってきた。

 宝泉寺温泉郷は、泉質が無色透明の単純泉・ナトリウム塩化物泉で、湧出量が毎分2000リットルとされる湯量の豊富さが特徴。ゲンジ、ヘイケ、ヒメの3種類のホタルの生息地としても知られている。

 この日は、坂本和昭・九重町長ら関係者約15人が、県庁に広瀬知事を訪問。池部組合長が「ホタルの飛び交う自然環境を守り、常に新鮮な温泉を提供して行きます」と宣言した。広瀬知事は「こんこんとわく温泉は大分の誇り。志が高く、力強い宣言に感激しました」と話した。

(2011年2月26日 読売新聞)
by mo_gu_sa | 2011-02-26 00:00 | 大分


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