http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_129842420887.html
日田市大肥の井上酒造(井上睦子社長)は、初めて温泉水を使った麦焼酎「竹酔日(ちくすいじつ)」(アルコール度数25度)を造った。全国屈指の炭酸濃度を誇る長湯温泉(竹田市)の温泉水を使用している。
長湯温泉の炭酸泉はカルシウムとマグネシウムの含有量が他の炭酸泉と比べて多く、「超」硬水とされている。顧客から「焼酎の温泉水割りが人気なので、ぜひ地元大分の長湯温泉の温泉水を使って商品化してほしい」との要望があり、約1年間かけて開発。商品名は竹田市の「竹」と醸造した日田市の「日」から取った。
香りが強く、麦の風味をそのまま生かした常圧蒸留の「百助」(同酒造)の原酒(アルコール度数39度)で製造。「温泉の香りが高く、まろやかでコクのある味」という。
3月1日から店頭発売する。720ミリリットル入り1078円。問い合わせは同酒造(TEL0973・28・2211)へ。
【写真】日本屈指の炭酸泉の長湯温泉の温泉水から造った麦焼酎「竹酔日」=日田市大肥の井上酒造