http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110207/t10013892071000.html
活発な噴火が続く新燃岳の火口からおよそ2.5キロ離れた鹿児島県霧島市の温泉で、一連の噴火の前の去年暮れ頃から、源泉の温度が数日おきに10度以上、上がったり下がったりする、ふだんは見られない変化が起きていたことが分かりました。 源泉の温度に変化が見られたのは、新燃岳の火口から南西におよそ2.5キロ離れた、鹿児島県霧島市の「国民宿舎みやま荘」の温泉です。支配人の唐峯正幸さんによりますと、源泉の温度は、ふだんはおよそ60度で安定していましたが、一連の噴火の前の去年の暮れ頃から、2、3日おきに70度に上がったり、40度に下がったりする極端な変化が起きていたということです。また、温泉成分が固まって出来る、いわゆる「湯の花」も通常より多く見られたということです。みやま荘は、火口から4キロ以内の立ち入り禁止区域にあるため、現在は営業していません。唐峯さんは「源泉の温度が10度以上、上下するようなことはこれまでありませんでした。噴火の兆候だったのかもしれません」と話しています。今回の現象について、火山噴火予知連絡会の副会長で京都大学火山活動研究センターの石原和弘教授は「桜島など、ほかの火山で過去に起きた大規模な噴火でも、温泉が沸騰したり井戸水が枯れたりする現象が見られた。今回のケースもマグマの上昇に伴う変化と考えられる。こうした情報は噴火の予測に重要なので、何か変化があった際は、行政や研究機関などに連絡してほしい」と話しています。
by mo_gu_sa
| 2011-02-07 04:10
| 鹿児島
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