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別府に「里の駅かんなわ」開業

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 別府市鉄輪地区の「ホテル風月ハモンド」の敷地内に、温泉蒸気を使って調理したイノシシ肉などを提供する「里の駅かんなわ 蒸de喜(じょうでき)屋」がオープンした。イノシシやシカによる農作物被害が深刻化する中、甲斐賢一社長は「イノシシ肉やシカ肉のおいしさを消費者に伝え、有害鳥獣の捕獲が増えるように協力したい」と話している。

 里の駅は県が指定する観光施設で、県内34カ所目。別府市では初。

 「里の駅かんなわ」は、ゆずこしょうや地酒など約400品目の県産品がずらりと並ぶ。中でも、温泉蒸気を使った低温スチームによる料理が人気を呼んでいる。イノシシ、シカ肉は現在、生肉だけだが、年内には低温スチームで下処理した「より柔らかくて、甘みの増した」商品も販売する計画という。県も「イノシシやシカの食肉としての消費拡大につながれば」と期待する。

 施設内に温泉蒸気を使って食材を蒸す「地獄蒸し」が有料で体験できる釜もあり、施設で調理してテラスで食事をすることもできる。午前10時から翌午前2時まで営業。里の駅かんなわ=0977(66)1233。

【写真】「里の駅かんなわ」の地獄蒸しコーナーの前で、低温スチーム処理した食材を薦める甲斐賢一社長

=2010/11/25付 西日本新聞朝刊=
by mo_gu_sa | 2010-11-25 00:37 | 大分


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