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まちづくりに留学生の視点を 別府市

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_129211948076.htmlまちづくりに留学生の視点を 別府市_e0113829_21291576.jpg

 別府で暮らす留学生の視点をまちづくりに生かそうと、別府市は8日、第1回留学生ワークショップを同市の地獄蒸し工房鉄輪で開いた。

 立命館アジア太平洋大学(APU)と別府大学から留学生10人が参加。留学生たちは、地獄蒸しを体験した後、市職員の案内で鉄輪を散策。その後、同工房で別府の魅力について意見交換した。
 10人全員が別府に来る前と来た後の印象を発表。来別前は「田舎で生活に不便」「小さな温泉の街」といったイメージを抱いていたという。実際に生活してみると、「スーパーマーケットや観光スポットも多かった」「自然環境に恵まれている」「地域の人が親切」などという実感に変わったという。
 人に勧めたい別府の良いところと悪いところを挙げる場面では、市内で催される各種イベントや夜景、温泉などが良いところとして推薦された半面、観光施設の料金が高い、バスなどの公共交通面が不便といった面を指摘していた。
 参加したAPU2年のグェン・フォン・ジャンさん(19)=ベトナム出身=は「別府は古き良き日本文化が残る街と思う。あまり知られていない名所なども観光パンフレットで紹介してほしい」。別府大学1年の于連福(うれんふく)さん(24)=中国出身=は「外国から見れば、別府の存在感はまだ薄い。効果的な情報発信を考えるべき」と話していた。
 市は、1月にも2回目のワークショップを計画している。

【写真】説明を受けながら、鉄輪を散策する留学生たち
by mo_gu_sa | 2010-12-12 11:03 | 大分


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