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熊本空港のアクセス改善へ 県がシャトルバス導入 JR駅と連結 10月から試験運行

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 県は熊本空港(益城町)とJR肥後大津駅(大津町)、工業団地「セミコンテクノパーク」(合志市、菊陽町)、菊池温泉(菊池市)を結ぶシャトルバスの試験運行を10月1日から始める。来年3月25日まで。県外から阿蘇、菊池などを訪れる観光・ビジネス客に加え、県民が熊本空港を利用しやすいようアクセスの改善を図る。県は「結果を踏まえ、4月以降、バス事業者に本格導入を働き掛けたい」としている。

 熊本空港と熊本市中心部を結ぶ公共交通機関は現在、民間のリムジンバスしかない。例えば、JR熊本駅から熊本空港間は1時間近くを要し、朝夕のラッシュ時は遅れるケースもある。来年3月の九州新幹線全線開通後は、新幹線を使えば、熊本駅と福岡空港間の所要時間は50分程度となる見通しで、熊本空港を使うビジネス客や観光客が福岡空港に奪われる可能性もあるため、試験運行を企画した。

 シャトルバスは県が500万円の予算を計上し、熊本電鉄(熊本市)に運行を委託する。1日11往復し、うち空港-肥後大津駅間を7往復。所要時間は片道15分(大人片道280円)。

 ソウル便が発着する月・木・土曜は韓国人観光客に人気の菊池温泉と空港間を1往復(同620円、残りの曜日は肥後大津駅まで)。月-金曜は「セミコンテクノパーク」まで3往復(同390円、休日は肥後大津駅まで)する。

=2010/09/04付 西日本新聞朝刊=
by mo_gu_sa | 2010-09-04 01:12 | 熊本


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