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指宿市のJR指宿駅前で10日、「打ち水大作戦2010in指宿」があった。浴衣、アロハ姿のホテル・旅館の従業員や市、観光関係者ら約50人がひしゃくやペットボトルで水をまき、“涼味”を演出した。
市内のホテル・旅館のおかみらでつくる「いぶすき温泉華の会」が主催。地球温暖化防止や環境問題に関心を持ってもらうのが狙いで、気温を2度下げる目標も掲げた。
山川ツマベニ少年太鼓の勇壮な演奏が響きわたる中、参加者は駅構内の道路に約500リットルの水を一斉にまいた。打ち水前32度だった一帯の気温は30度に下がり、通行人も涼しげにながめていた。
同会会長の下竹原成美さん(61)は「地球温暖化問題を考えてもらう一助になれば、と始めて6年目になった。来年以降も続けたい」と話していた。
【写真】浴衣姿で打ち水をする参加者=指宿市のJR指宿駅前