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【日田新聞】ウ飼い眺め、ゆらり屋形船

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_127544115108.html【日田新聞】ウ飼い眺め、ゆらり屋形船_e0113829_17204293.jpg

 日田市は川開き観光祭を終え、屋形船のシーズンがやってきた。九州のトップを切って解禁になったアユ漁をはじめ、ヤマメ、ニジマスなど川魚も旬。川面を渡る風と清流の恵みの料理が、水郷(すいきょう)日田であなたを待っています。

 日田市内を悠々とゆく三隈川の風物詩「屋形船」。船上で料理を味わい、ゆっくり船遊びを楽しめることから“遊船”の名で親しまれている。「川は広くおだやかで大きな船が浮かべられる。日田ならではの風流な過ごし方」。日田温泉旅館組合の諌山吉晴組合長(60)は魅力を伝える。
 春には川岸の桜を眺め、秋には月見や紅葉、冬は障子で囲って鍋をつつくなど一年中利用できる。アユ漁が解禁される5月20日からは特にシーズン。伝統的な漁法、ウ飼いの様子を見ながら、涼をとれる。
 歴史は古く、天領だった江戸時代にさかのぼる。明治末期からは芸者や舞妓(まいこ)が乗り込み三味線の音も響いた。旅館の宿泊者へのサービスとして定着したのは昭和初期。70隻近く備えたころもあったという。
 現在は6軒の旅館が合計38隻を所有。大きさは小(2~6人乗り)から特々大(41人乗り)まで5サイズあり、貸し切りもできる。乗船料は貸し切りの場合1隻1万3千~6万5千円、相乗りの場合は1人3150円。問い合わせは日田温泉旅館組合(TEL0973・22・2062)へ。
by mo_gu_sa | 2010-06-02 10:09 | 大分


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