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別府の旅行業・日清観光 中国に事務所開設

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_127328371122.html別府の旅行業・日清観光 中国に事務所開設_e0113829_15482795.jpg

 別府市石垣西の旅行業・日清観光(中尾雄一社長)は4月末、中国・四川省の省都・成都に事務所を開設した。富裕層らを県内に呼び込むのが目的。県によると、現在、県内の旅行業者やホテル、レジャー施設など観光関連業で中国に現地事務所を置くのは唯一だという。

 1999年設立の同社は、2005年に立命館アジア太平洋大学(APU)を卒業した同省出身の付蕾(ふれい)さん(30)を採用し、海外事業部を設けた。APUの学生が夏休みなどに帰国する際の航空券発券などで業績を伸ばしている。
 四川省事務所は現地スタッフ2人を採用。付さんが総責任者を務める。同省の人口は約8千万人以上で、成都は約1千万人以上が住む。2008年の四川大地震後、地下鉄7本などのインフラ整備を急速に進めているという。国外視察に行くことが多い政府関係者らの呼び込みなどに力を入れる。
 さらに▽APU学生の母親に、どんなところで学び、生活しているか知ってもらうツアー▽観光地巡りと農業などを組み合わせた視察旅行▽温泉や美容、ゴルフなどの体験旅行―など、他社にはない商品を検討中。将来は、中国で別府市や大分県を売り込むテレビCMも考えているという。
 付さんは「日本の良さや温泉の魅力を紹介して、何度も大分県を訪れてもらいたい。日中友好の懸け橋となれるように頑張る」。県観光・地域振興局は「県内のいろいろな場所を訪れる旅行商品を出してくれると思う。期待している」と話している。

【写真】 別府市石垣西の旅行業・日清観光(中尾雄一社長)は4月末、中国・四川省の省都・成都に事務所を開設した。富裕層らを県内に呼び込むのが目的。県によると、現在、県内の旅行業者やホテル、レジャー施設など観光関連業で中国に現地事務所を置くのは唯一だという。
by mo_gu_sa | 2010-05-08 10:54 | 大分


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