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2日から嬉野春まつり 3イベント共演

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 嬉野市で4月2~4日、3つのイベントが”共演”する「嬉野春まつり」がある。お茶を心ゆくまで味わう「うれしの茶ミット」や芸妓(げいこ)の総踊りがみられる「嬉野芸能組合春まつり」、肥前吉田焼の魅力を楽しむ「吉田おやまさん陶器まつり」。1日に公衆浴場「シーボルトの湯」も開業し、嬉野の魅力を心ゆくまで堪能できる。

【うれしの茶ミット】 体験や検定めじろ押し

 「うれしの茶」の生産者と消費者が交流する「第23回うれしの茶ミット」は3、4日の両日、嬉野町岩屋川内の「嬉茶楽館(きんさらんかん)」である。茶摘み体験やサクラをめでながらの茶席、子ども向けのお茶クイズ検定「T-1グランプリ」など催しがめじろ押しだ。

 ハウスでの茶摘み体験は当日受け付け。参加費千円(温泉入浴券、土産付き)で、両日とも先着30人。茶工場の見学や釜炒(い)り茶の実演・体験、うれしの茶を練り込んだもちの振る舞いなどもある。隣接する轟公園に設けられた「さくらcafe」では、茶と菓子のセットが販売される。

 「T-1グランプリ」は小学4~6年が対象で、市農林課に事前に申し込む。優勝者にはゲーム機が贈られる。

 駐車場は轟球場に300台。「吉田おやまさん陶器まつり」の会場と結ぶ無料シャトルバスも運行される。

【吉田おやまさん陶器まつり】 目玉は作陶コンテスト

 第24回吉田おやまさん陶器まつりは2~4日、嬉野町吉田の肥前吉田焼窯元会館である。同会館の陶芸体験コーナーで作陶した作品のコンテスト「陶器オリンピック」が目玉だ。地元の名木「百年桜」をかたどった磁器ストラップや各窯元の新作食器の販売もある。

 陶器オリンピックは、手びねりの部と絵付けの部があり、既に会館内の体験コーナーでエントリーが始まっている。優勝賞品は吉田産米30キロ、3位までコメが贈られる。同館は「バンクーバー冬季五輪の熱気に負けない力作を」と参加を呼び掛けている。

 駐車場はJA吉田支所に約50台。駐車場と会場までの無料シャトルバスを運行する。

【嬉野芸能組合春まつり】 あでやか 芸妓40人が総踊り

 嬉野芸能組合春まつりは3、4日に「茶ミット」や「おやまさん」の会場などで、観光嬉野温泉芸能組合の芸妓(げいこ)40人が、あでやかな着物姿で総踊りを披露する。

 主な演目は「さくらさくら」など春をイメージしたもので、ほかにも「河内おとこ節」などを演じる。高田八重子組合長は「一人一人が熱心にけいこを積んだ舞いをみてほしい」と話している。

 総踊りの予定は次の通り。

 3日=午前11時~ 嬉野町の茶ミット会場「嬉茶楽館」▽午後1時~ 肥前吉田焼窯元会館▽午後4時~ 芸能組合事務所

 4日=午後3時40分~ 塩田町の塩田津周辺

 各種催しの問い合わせは嬉野温泉観光協会、電話0954(43)0137へ。「T-1グランプリ」の参加申し込みは嬉野市農林課、電話0954(42)3308。

【写真】「嬉野春まつり」をPRする嬉野温泉観光協会の広報担当者
by mo_gu_sa | 2010-03-29 11:51 | 佐賀


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