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嬉野温泉に公衆浴場復活 「シーボルトの湯」1日オープン

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1589115.article.html嬉野温泉に公衆浴場復活 「シーボルトの湯」1日オープン _e0113829_0344378.jpg

 佐賀県嬉野市が嬉野町下宿に再建していた公衆浴場「シーボルトの湯」が28日落成し、約100人が嬉野温泉のシンボル復活を祝った。1日午前9時にオープンする。

 浴場は蓮池藩の湯治場が前身で、「古湯」の名で市民観光客に親しまれていたが、1996年に老朽化などで閉鎖された。市民の要望もあり市が合併特例債を活用して再建した。総工費は3億円。「シーボルトの湯」の愛称はドイツ人医師・シーボルトが嬉野温泉を訪れた記録があることにちなんで公募で決めた。

 施設は大正時代に建築された「トンガリ屋根」のゴシック調建築をそのまま再現。木造2階建てで総床面積は750平方メートルで、全館バリアフリー対応している。1階に大浴場(男湯・女湯)、1、2階に貸切湯5室を備える。2階には休憩室や展示ギャラリーなどのくつろげるスペースもあり、近隣の飲食店から食事も出前できる。

 式典で谷口太一郎嬉野市長が「魂を入れるのは職員の真心。市民や観光客の交流の場として愛される施設になるよう努力する」とあいさつ。完成を祝して地元の温泉区面浮立が奉納された。

 大浴場の入場料は中学生以上400円、小学生は200円。貸切湯(5人まで)は50分2千円など。営業時間は午前6時~午後11時。休館日は毎月第3水曜日。

【写真】落成した公衆浴場「シーボルトの湯」。完成を祝って温泉区面浮立保存会のメンバーが浮立を奉納した=嬉野市嬉野町下宿
by mo_gu_sa | 2010-03-28 19:40 | 佐賀


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