http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20100320-608372.html
幕末の志士坂本龍馬と妻のお龍が日本初とされる新婚旅行で訪れた鹿児島県霧島市で20日、「第14回龍馬ハネムーンウォークin霧島」が開催された。今年はNHK大河ドラマ「龍馬伝」が放送されていることもあり、カップルや家族連れなど2000人以上の参加者が早春の霧島路を散策した。
龍馬夫婦が霧島を訪れたのは1866年4月末からの約1カ月間。同年3月、京都の「寺田屋事件」で負傷した龍馬が、西郷隆盛らに霧島市の塩浸温泉での湯治を勧められたことがきっかけ。
散策コースは約10キロと約23キロの2つで、参加者は「行くぜよ!」と声を上げて午前9時半に出発し、温泉や神社など竜馬ゆかりの地を巡った。今回が初参加の三重県津市の自営業****さんと**さん夫婦は「わたしたちは結婚して19年だけど、今日は新婚気分で楽しみたい」と話し、かつらと着物で龍馬夫婦に扮(ふん)して歩いた。
ハネムーンウォークは21日にも開かれる。(共同)