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日田市天瀬町 白いナシの花で温泉街盛り上げ 温泉熱利用 剪定後、もう一花

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 枝打ちで捨てられていたナシの枝を有効活用するため、温泉の熱で花を咲かせる試みが日田市天瀬町の民宿「季の風」で始まった。日田市特産のナシを活用して温泉街を盛り上げようと、民宿を経営する松浦吐四郎さん(69)と近くのナシ農家江藤陽一郎さん(74)の2人が発案した。

 2人によると、剪定(せんてい)されたナシの枝(長さ40センチ-1メートル50センチ)は、花瓶やかめに入れて民宿の浴室に置くと、温泉の蒸気と地熱で2週間ほどで花が開花するという。

 現在、ナシの枝約120本が満開となり、民宿内の温泉で真っ白な花が彩りを添えている。花びらが湯船に散ることもあり、温泉利用者からは「風情がある」と好評という。

 今後は天瀬町の温泉旅館などに呼び掛け、取り組みを広めていく予定。江藤さんは「天ケ瀬温泉街の活性化のため、ナシの枝にもう一花咲かせてほしい」と話した。枝は希望者にも提供する。

 季の風=0973(27)8458。

【写真】温泉に彩りを添える白いナシの花

=2010/03/18付 西日本新聞朝刊=
by mo_gu_sa | 2010-03-18 01:15 | 大分


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