客減り、苦しく料金徴収 泰泉閣 白バス送迎 道路運送法違反の疑い 福岡県警書類送検へ 原鶴温泉

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 福岡県朝倉市の原鶴温泉にある大手旅館「泰泉閣」が営業許可のない白ナンバーのバスで客を有償送迎していた疑いが強まり、同県警が年明けにも道路運送法違反(無許可営業)の疑いで、同旅館と社長(34)を書類送検する方針を固めたことが28日、県警への取材で分かった。

 捜査関係者によると、泰泉閣は国土交通相の旅客運送事業の許可(緑ナンバー)を得ずにマイクロバスを運行。今年7月-10月、宿泊客や食事客から送迎代として総額三十数万円を徴収した疑いが持たれている。この間の送迎回数は十数回で、人数は200人超という。

 自家用車(白ナンバー)による送迎は無料では可能だが、有料の場合は福祉目的などを除いて違法行為。許可を得て緑ナンバーで営業する場合、2種免許を取得した運転手が必要となるなど、制約が増える。

 県警は11月、泰泉閣を家宅捜索し、帳簿類を押収。福岡市や同県久留米市、大分県日田市などから有償送迎していたことが分かったという。

 県警の調べに対し、社長は容疑を認め、「客が減り経営が苦しく、料金を取った」などと話しているという。

 原鶴温泉街は筑後川河畔に広がり、約20軒の旅館・ホテルが集積している。泰泉閣は1949年創業で、客室数は95室。92年に福岡県であった全国植樹祭では天皇、皇后両陛下が宿泊された。

=2009/12/29付 西日本新聞朝刊=
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by mo_gu_sa | 2009-12-29 09:58 | 福岡


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