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ぐるっと県内:「ホタル復活」お手伝い 元モンゴル留学生が草刈り--別府市 /大分

http://mainichi.jp/area/oita/news/20100309ddlk44040598000c.html

 国際交流活動の縁で出会った別府市亀川地区の人たちのまちづくりを手伝いたいと、モンゴルの元留学生、アンドル・ウルトナサン・エンフートブシンさん(34)=愛称・アンドル=さんが4、5日、地元のまちおこしグループ「龜カメ倶楽部」メンバーがホタル復活を目指している小川の草刈りに取り組んだ。アンドルさんは「次に来る時にはぜひ、ホタルが乱舞する川を見てみたい」と笑顔で語る。

 同倶楽部の代表世話人、高橋東洋雄さん(67)とアンドルさんの出会いは03年。国際交流活動のため知り合った立命館アジア太平洋大のモンゴル留学生の友人で温泉好きの名古屋大法学部大学院生(当時)、アンドルさんが亀川を訪ねて来た。

 アンドルさんは、亀川の人たちの温かな人情に触れ、感激。「一番好きな温泉地になった。やさしい人たちと一緒に入る温泉に勝るモノはない」と話す。いったんモンゴルに帰国した後、英国・ウエールズ大に学び、今年2月にMBA(経営学修士)を取得。その記念に日本に一時「帰国」し、高橋さんを訪ねてきたという。

 高橋さんは同市関の江新町の冷川を整備し、ホタルを増やす取り組みを続けており、今年夏に子どもたちが集まりやすいよう、草刈りを予定していた。それを知ったアンドルさんも手伝った。

 短期の日本滞在を経て英国に渡り、今後は何らかのビジネスを始める予定のアンドルさんは「ホタルはモンゴルにも少しはいるけど、日本ほど多くはない。次に来た時に、ぜひホタルが乱舞する川になっていてほしい」と目を輝かせて話していた。【祝部幹雄】

毎日新聞 2010年3月9日 地方版
by mo_gu_sa | 2010-03-09 00:00 | 大分


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