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「住民の積極性不可欠」 情報化村モデルの富士町でシンポ 韓国の先進事例紹介も

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/148961「住民の積極性不可欠」 情報化村モデルの富士町でシンポ 韓国の先進事例紹介も_e0113829_1817465.jpg

 佐賀市富士町をモデル地区として、県が進めている情報通信技術(ICT)を活用した地域づくり事業「情報化村」を考えるシンポジウムが27日、同町であった。韓国の先進事例などの紹介もあり、地元住民や関係者など約70人が熱心に耳を傾けた。

 同事業は本年度から3カ年計画で、現在までに中高年を対象としたパソコン教室やマーケティング講座を実施。今後、「地域ポータルサイト」を開設し、情報発信や特産品のインターネット販売などを目指している。

 シンポジウムでは、県の情報技術(IT)戦略にかかわる廉宗淳(ヨムジョンスン)氏が韓国に358カ所あるという情報化村について基調講演。都市部と山間部で広がる所得格差対策として始まった経緯や運営体制、売り上げを伸ばしている特産品のネット販売の状況について説明し、「成功には主人公(住民)の積極的な動きが不可欠だ」と訴えた。

 専門家などによるパネルディスカッションでは、「温泉、農業、自然をPRすべきだ」「状況を分析してどう動けばいいのかを考えて、設計図を作ることが必要だ」などの意見が出された。

=2010/01/28付 西日本新聞朝刊=
by mo_gu_sa | 2010-01-28 01:13 | 佐賀


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