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石畳彩る70点 湯平温泉で山頭火展

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125816166381.html石畳彩る70点 湯平温泉で山頭火展_e0113829_19525183.jpg

 漂泊の俳人・種田山頭火をしのび、足跡をたどる第17回「ゆふいんと山頭火展」が由布市湯布院町の湯平温泉街で開かれている。23日まで。
 期間中、畳一枚の大きさの布に山頭火の句をモチーフにした書や絵など約70点が、温泉街の石畳にある旅館や商店の軒先に並ぶ。
 山頭火は1930年11月、行乞(ぎょうこつ)の途中に湯平温泉に立ち寄り、2泊の滞在中、温泉の恵みや人情に触れ、「しぐるゝや人の情けに涙ぐむ」などの16句を残した。
 湯平温泉観光協会(金子裕次会長)は「町全体がアートに包まれる。古き良き湯治場の雰囲気を楽しんでほしい」と話した。

俳句と写真コンテスト 作品を募集

 湯平温泉観光協会は山頭火展の開催に併せ、温泉街を題材とした「俳句と写真コンテスト」を開催する。
 応募はアマチュアで、俳句は宿泊・入湯客に限る。俳句は1人2句、写真は六つ切りサイズで1人2点まで。俳句は各旅館などに設置している用紙に記入し、専用の箱に投函(とうかん)する。写真は作品の裏面に住所、氏名、性別、年齢、電話番号を記入し「〒879の5112 由布市湯布院町湯平356の1 湯平温泉観光協会 同コンテスト係」あてに郵送。締め切りは12月10日(当日消印有効)。
 最優秀賞(各1点)、優秀賞(各3点)に旅館宿泊券を贈る。入賞作品は温泉街で展示する予定。問い合わせは、同温泉観光案内所(TEL0977・86・2367)。

【写真】山頭火の句などが書かれた布が軒先に並ぶ
by mo_gu_sa | 2009-11-14 10:19 | 大分


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