http://mainichi.jp/area/oita/news/20090827ddlk44040627000c.html
湯の町別府に夏の終わりを告げる「べっぷ浜脇薬師祭り」をPRする風流見立細工が、同市浜脇のJR東別府駅に登場した。祭り期間中の30日まで展示する。
見立細工は、名産の竹製品や日用品などを使って人形や置物などを作る。祭りメーン会場の浜脇温泉広場周辺に三十数点が展示される。
同駅営業主任の久保田和博さん(68)が制作するようになって6年目。これまでは九州新幹線開通などに合わせたものを制作してきたが、今回はオーソドックスに浜脇温泉で湯につかり、ゆったりと酒を楽しむ男女を表現した。
男女は陶器製のしょうゆガメを使い、周りはブロックで露天風呂に見せている。久保田さんは「列車の中からのぞき込んで笑っている人もいます」と話す。薬師祭りは28~30日。【祝部幹雄】