http://mainichi.jp/area/oita/news/20090809ddlk44040293000c.html
88カ所の入浴を果たして名人をめざすスタンプラリー「別府八湯温泉道」の10周年記念イベントが8日、別府市元町の市営竹瓦温泉の前で開かれ、温泉ファンら約50人でにぎわった。
温泉道は01年3月に始まり、これまでに延べ2115人の名人が誕生した。「一足早い10周年記念を」とイベントを計画。11回名人になった人を「永世名人」として認定することにして、土谷雄一・初代永世名人(43)ら4人に認定証と紫色の「永世名人タオル」を贈った。また、名人をめざして車椅子で入浴を続ける安冨秀和さん(33)と国武奈菜さん(27)の3段の認定式もあり、最後は別府八湯に関するクイズ大会などで盛り上がった。
広島市安佐南区の元会社員で第4代永世名人の沖井繁さん(82)は1年のうち半分ほど別府市に滞在。「これからも元気に温泉に入り続けたい」と話していた。【祝部幹雄】