http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090729ddlk42040452000c.html
大雨によるがけ崩れで水道管が破裂した佐世保市では、28日も相浦地区などの約1万7000世帯で断水が続いた。夜を徹しての復旧作業で市道から土砂を撤去し、既に水道管の修復を行っているが、30日いっぱいは断水する見込みで復旧は早くて31日になる。市や自衛隊などが市民への給水活動を行っている。【山下誠吾】 市水道局によると、断水地区は相浦町、新田町など32町。災害時に自力で避難できない地区内の要援護者約550人に対し飲料水のペットボトルを配布している。また、人工透析を行っている病院などには優先的に給水車を派遣している。 このほかの市民は陸上自衛隊の給水車が配置された約30カ所の拠点で給水。ポリタンクやバケツに水を入れて持ち帰った。相浦町で家族4人暮らしというパート女性(54)は「実家でシャワーを浴び、外食していますが、トイレが一番大変です。早く復旧してほしい」と話した。 同町の「特別養護老人ホームあいのうら」ではポリタンク60個に飲料水を確保。入所・通所者の食事にはすべて使い捨て食器を使用し節水しているという。ホーム事務長は「相当な経費ですが、利用者の健康を第一に気をつけています」。また、鹿子前町の温浴・宿泊施設「九十九島温泉花みずきサスパ」には通常の2~3倍の客が詰めかけた。午前6時からオープンしており、出勤前に訪れる客もいるという。 ◇スーパー、飲料水が一時品切れ ホテル、宿泊に格安料金も 断水地区内にある地場スーパー・エレナの相浦、吉岡両店では27日、一時店内から飲料水が完売状態になった。給水車が出たこともあり、28日は通常通りに戻ったという。 また、ホテルトリニティ佐世保(白南風町)は市民に限り31日まで1人3000円で、セントラルホテル佐世保(上京町)は水道復旧まで、通常料金の半額程度で宿泊することのできる独自の「災害規定」を適用している。 〔佐世保版〕 毎日新聞 2009年7月29日 地方版
by mo_gu_sa
| 2009-07-29 15:01
| 長崎
|
カテゴリ
以前の記事
2014年 05月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 10月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 検索
ホームページ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||