http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1357196.article.html
嬉野市は25日、豪雨被害を受けた山口市にペットボトル詰めの「うれしのの水」(2リットル)600本など災害救援物資を送った。同じ温泉地として、一日も早く復旧するよう願いを込めた。
山口市では豪雨で浄水場が水没して水道水が利用できず、近隣自治体から給水車で水を運ぶなど深刻な被害が出ている。嬉野市はこれまでにも地震などが起きた温泉地を支援しており、今回は災害用に備蓄しているペットボトル水5000本のうち600本のほか、缶入り「うれしの茶」750本、ごみ袋1万袋を支援物資にした。
職員約20人が朝からトラックに積み込み、山口市に向けて出発した。谷口太一郎市長は「嬉野市は大水害の歴史があり、決して人ごとではない。山口からも多くの人が嬉野温泉を訪れているので、その恩返しになれば」と話した。
【写真】山口市への災害救援物資をトラックに積み込む職員=嬉野市の嬉野総合支所