人気ブログランキング | 話題のタグを見る

療養効果を研究、温泉PRへ連携 増富などラジウム・ラドン源泉3地域

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/07/15/14.html療養効果を研究、温泉PRへ連携 増富などラジウム・ラドン源泉3地域_e0113829_20595549.jpg

 北杜市須玉町にある増富温泉郷をはじめ、全国のラジウム・ラドン温泉を持つ地域が連携し、温泉効能の研究とPRに取り組む推進連絡会議が発足した。6月に都内でフォーラムを開き、各地域が温泉療養の実践成果などを発表。今後、参加地域を増やしてネットワーク拡大を目指す。
 増富の湯を運営するみずがき山ふるさと振興財団(小山芳久総支配人)によると、ラジウムは放射性物質の一つ。原子崩壊するとラドンと呼ばれるガス物質に変化する。ラジウムやラドンからは微量の放射線が放出されていて、免疫バランスの向上やがん抑制遺伝子の活性化に効果があると言われている。
 連絡会議に加盟しているのは同温泉郷のほか、三朝温泉(鳥取県)、玉川温泉(秋田県)の3カ所。6月のフォーラムでは、三朝温泉旅館協同組合が、近くにある医療機関で温泉を使って患者の治療に当たっていることを報告。増富温泉郷は、地域の現状や健康づくりのため提供している療養プランなどを発表した。
 同会議は今後、大山温泉(鳥取)や栃尾又温泉(新潟)など、同物質を含む源泉を持つほかの温泉郷に参加を呼び掛ける方針。
 一方、同物質の健康効果のメカニズムを解明する研究が岡山大学病院三朝医療センターで始まっていて、小山総支配人は「効果が科学的に解明できれば、全国の温泉で結果を共有し、PRする材料になる」と期待している。

【写真】全国有数のラジウム温泉として知られる増富温泉=北杜市須玉町小尾
by mo_gu_sa | 2009-07-15 10:00 | その他


<< 「平成21年度温泉排水処理技術... 【九重新聞】貸し切りの湯近くオープン >>