http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20090625ddp012010028000c.html
◇214万円予算化 山口県は、温泉の届け出がある県内400源泉について、利用状況や詳細位置などの調査に乗り出す。源泉の掘削や廃止には知事の許可が必要だが、所有者が申請を出さないため、長年にわたって実態の分からない源泉も多いためという。こうした本格調査は初めてで、確認した源泉は地図に記して観光資源に活用する方針だ。【井上大作】 24日開会の県議会で、補正予算案に新規事業として214万円を盛り込んだ。県によると、07年度の源泉数は400あり、中国5県では最も多い。205件は浴用の利用許可を出しており、残りは個人利用が目的とみられる。 しかし数十年前に申請のあった源泉が使われていなかったり、所有者不明のケースなどがここ数年目立つようになったという。 温泉法では、地中からわき出る温度が25度以上か、硫黄やラドンなど規定の物質のうちいずれかを一定量以上含むものを「温泉」と定める。県温泉協会によると、温泉は県内に49カ所あり、温泉の種類(泉質)が豊富な特徴があるという。 調査は8月に始め、源泉の全所有者に質問用紙を郵送。必要に応じて現地確認も行う。薬務課は「どれぐらいの源泉が使われているか不明だった。温泉は観光資源の最たるものなので、きちんと把握して公表したい」としている。 毎日新聞 2009年6月25日 西部朝刊
by mo_gu_sa
| 2009-06-25 16:40
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