http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1289126.article.html
嬉野市は、市内の宿泊施設が取り組むバリアフリー改修工事の費用を半額補助する。来年12月にユニバーサルデザイン(UD)全国大会が開催されることから、障害者や高齢者の旅行に対応できる観光地づくりを目指す。6月定例議会に事業費6000万円を計上する。
補助の対象は客室や通路の改修。工事によって車いす移動に十分なスペースを確保することや、トイレなどを利用しやすくするのが条件。工事費の2分の1を補助する。補助額上限は400万円。
嬉野温泉旅館にはバリアフリー対応の客室が全部で4旅館で25室ある。全国UD大会までに15室の増加を見込む。
谷口太一郎市長は「人にやさしいまちづくりの一環。障害のある人も温泉地の癒しを実感してもらうよう多様なニーズに応えたい」と話す。
2009年06月02日更新