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温泉熱で省エネを 経産局 ホテル旅館向けモデル集

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/165450.html温泉熱で省エネを 経産局 ホテル旅館向けモデル集_e0113829_17105829.jpg

 北海道経済産業局は、温泉熱を活用したホテルや旅館向けの省エネモデルを紹介する冊子「おんせんDEヒーポン!」を発刊した。熱交換器やヒートポンプを使って温泉熱を給湯や冷暖房、温泉の加温に利用する六つのモデル案を紹介している。

 温泉が高温の場合、給湯用ボイラーの代わりに熱交換器を導入することで灯油代が不要になるシステムを紹介。低温の場合は温泉排水の熱をヒートポンプで回収し、温泉の加温などに「再利用」する仕組みを取り上げている。

 システムを分かりやすく図解したほか、コスト削減額や投資回収年数、エネルギー削減量、二酸化炭素排出量削減効果なども掲載した。

 道内では、ホテル・旅館の約四割が温泉を有しているとされるが、こうしたシステムの導入事例はわずか十件程度という。

 道経産局は「温泉熱を利用することでコスト削減と同時に環境にも貢献できる」と導入の意義を強調している。

 冊子はA4判、十五ページ。三千部作製し、無料で配布している。問い合わせは北海道経産局エネルギー対策課(電)011・709・2311内線2635へ。

【写真】温泉の熱利用を図解などで紹介する北海道経産局の冊子
by mo_gu_sa | 2009-05-16 08:56 | 温泉一般


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