http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/94829
長崎県内の海岸線を走る「長崎橘湾岸スーパーマラニック273」が4、5日、長崎市の水辺の森公園をスタートし、雲仙市の小浜温泉へゴールするコースであった。県内外のランナー112人が初夏の潮風を受けながら長崎の景勝地を駆けた。
フルマラソンの大会はないものの、優れたコースがある長崎の良さを全国のランナーに知ってもらおうと、有志が3年前から開いている。春には野母半島を、秋には島原半島を中心に、名所旧跡をめぐる海岸線沿いのコースを設定している。
参加者は、173キロ、80キロ、55キロの3コースに挑戦した。「マイペース」「完走するぞ」などと意気込みを書いたゼッケンを着け、朝日を受けながらスタート。稲佐山からの展望や島原城などの眺めを楽しみながら、完走を目指した。
【写真】朝日を浴びながら長崎市を出発する選手たち
=2009/05/12付 西日本新聞朝刊=