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茶摘みの繁忙期にあたる「八十八夜」の2日、茶どころの嬉野市の豊玉姫神社で献茶祭があった。約30人が出席して新茶を入れた大きなつぼを献上し、先人の偉業をたたえて今年の収穫の無事を祈った。
茶業関係者でつくる「うれしの茶活性化委員会」の伊東憲二会長ら4人が献茶した。JAさが佐賀みどり支部茶業部会長の松尾博さんは「連休中も収穫で忙しいが、地域の歴史を受け継ぐ決意を新たにしておいしいお茶を作り続けたい」と話した。
嬉野温泉街の湯遊広場では3~5日、シーズンにちなんで「新茶まつり」が開かれる。新茶と菓子の振る舞い(200円)や茶の釜炒(かまい)り、手もみの実演などがある。午後7時から午後9時半まで。大型連休で訪れた温泉客をもてなす。
【写真】献茶祭で、茶つぼを献上する伊東憲二会長(左)=嬉野市の豊玉姫神社
2009年05月02日更新