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武雄市と調印 北九州の企業進出

http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000904230003

 武雄市武雄町永島の武雄温泉保養村内の施設で、経営悪化のため04年に閉鎖された旧アネックススポーツランドに、北九州市で温浴施設とスポーツクラブを経営する「リジョイス」(山中啓一社長)が進出することが決まり22日、武雄市と進出協定に調印した。10月にオープンし、従業員21人のうち20人を地元採用の予定。

 旧アネックススポーツランドは95年5月、北ケ倉山城跡に建設されていた簡易保険保養施設「かんぽの宿武雄」(07年2月に廃止、売却)の付帯施設として建設された。

 約1万3500平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート2階建て延べ約2700平方メートルに、全長50メートルの温泉流水プールや打たせ湯、レストランなどがあったが、経営状況の悪化を理由に04年9月に閉鎖され06年2月、全国の他施設とともに売却された。

 北九州市内でスーパー銭湯やフィットネスクラブ、フットサル場など5施設を経営するリジョイスは94年設立。08年度の売り上げは約6億7500万円。従業員はパート、アルバイトを含めて96人。

 施設は昨年4月にファンド会社から購入。5月から建物や人工芝のフットサル場(3面)の整備を進め、10月に操業開始の予定。投資額は約3億円という。09年度の売り上げは3480万円、11年度は7680万円を見込んでいる。

 従業員は10月のオープン時に地元採用の20人を含めて21人、最終的には24人を予定している。整備開始に合わせて従業員を雇用、インストラクターなどの研修をする。

 調印に出席した大田日海常務は「フィットネスクラブは地方都市でも十分な需要があり事業展開できる。武雄市民の健康増進に協力したい」と語った。

 樋渡啓祐市長は「施設の閉鎖後、市民から心配の声が寄せられていた。市民の健康増進と産業振興につなげるため、市としても応援していきたい」と歓迎した。
by mo_gu_sa | 2009-04-23 08:00 | 佐賀


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