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現代美術も音楽も泉都で「混浴」 フェスタ開幕 別府、6月14日まで

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 国際的に活躍する現代アート作家が、大分県別府市の温泉や湯煙などを題材にした新作を披露する別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」(同実行委主催、西日本新聞社など後援)が11日、同市内で始まった。6月14日まで。現代アートや音楽、ダンスで泉都をアート一色に染める。

 メーンの「アートゲート・クルーズ」は、見学者が地図を手に国外招待作家8組の作品が展示された会場を訪ね歩く。初日はどの会場も無料開放された。

 同市鉄輪地区にある元旅館にはイラン出身のホセイン・ゴルバさんの作品を展示。明治時代から多くの温泉客でにぎわった建物の畳に、鮮やかな五色の布を敷いて光の美しさを表現した。別府国際観光港ターミナルビル(同市汐見町)には、別府湾をイメージした高さ4.5メートル、横20メートルの壁画が登場した。

 題名の「混浴温泉世界」は性別や国籍、文化などに関係なく入浴する温泉のような平和な世界を願って名付けた。総合ディレクターの芹沢高志さんは「アーティストの作品でできた2カ月だけの別府の新しい景色を見に来てください」と話している。同実行委事務局=0977(22)3560。

【写真】明治時代の建築物に五色の布を敷き光の美しさを表したホセイン・ゴルバさんの作品=11日午前10時すぎ、大分県別府市

=2009/04/11付 西日本新聞夕刊=
by mo_gu_sa | 2009-04-11 14:29 | 大分


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