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鬼怒川温泉,医療との連携で活性化 独協医大日光医療センターが人間ドックを拡充

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090409-OYT8T00003.htm

 日光市高徳の独協医大日光医療センター(199床)は今月、近郊の鬼怒川温泉のホテル宿泊とセットにした人間ドック受け入れを、従来の週1回から平日すべてに拡充した。「医療観光を通じて鬼怒川温泉の活性化に貢献したい」(中元隆明病院長)とし、提携ホテル側も「鬼怒川を知ってもらう機会が増える」と呼び込み効果のアップに期待している。

 同センターは、「珪肺労災病院」の廃止を受け、独協医大が引き継いで2006年4月に開院。翌年1月から、観光地の地の利を生かし、鬼怒川温泉のホテルと提携した人間ドックを実施している。

 検診者は、1泊2日の日程で、1日目に内視鏡や心電図など主な検査を終えるため、宿泊先のホテルでは温泉入浴や飲食も特に制限はない。2日目は血圧検査や問診などで終え、観光も十分楽しむことが出来る。

 提携ホテルは昨年までの3か所から5か所に増え、ホテル側も健康に配慮した精進料理を提供するなどの動きが出ている。

 また、高度な医療技術を武器に、外国人向けの医療観光も進めたい考えだ。日光市と今年1月に観光友好都市を結んだ台湾・台南市とのタイアップも視野に入れている。

 同センターは、3年間で徐々に体制が整い診療科目は8から10に増え、病床稼働率も目標の90%を超した。中元病院長は「医療と観光の連携は日光にうってつけの面白いジャンル。風光明媚(めいび)な環境を生かして、予防医学としてのリハビリテーションにも取り組みたい」と話している。

(2009年4月9日 読売新聞)
by mo_gu_sa | 2009-04-09 06:00 | その他


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